1階建てのオーソドックスな食堂車での食事も今のうち
北斗星の食堂車は電車を改造した車両で本来のブルトレ車両ではない
屋根が低いので外観は一目で違いがわかる
すでにかなり古い
リニューアルされないしする予定も無さそう
車検が切れたら寝台車と一緒に廃車されると思う
食堂車は独特の雰囲気がある
食事にはあまり興味が無いが食堂車は好きなので北斗星に乗ったら
必ず利用する
今回は最後と思ってフルコースを予約しておいた
満席ではないが全てのテーブルが埋まっている
前回は私一人だけでコックさんが気の毒だったが
今回は料理が追いつかない様だ
接客係りも二人だけだし売店も兼ねているので忙しそうだ
7800円は私には高過ぎるが思いで作りに奮発した
案内の放送があって食堂車に行くが
準備は遅れていて
最初のオードブルが運ばれてくるまでに20分掛かった
他のお客は既にお酒を飲んで楽しげだ
私はアルコールを卒業したけど一応グラスビールを注文して
テーブル上の形は整えたがオードブルはぺろっと食べてしまった
他のお客さんとのペースの関係で次の料理はかなり待たされる
次は海老をメインとした魚料理
まだパンは来ない
他のテーブルはお酒の追加が続いている
次はビーフのヒレ肉を使った肉料理
レンジで暖めるだけだからコックさんも腕を振るうという感じではない
ただ、揺れるキッチンでフランス料理の盛り付けは大変だろうと思う
後でパンが来た
このデザートで終わりになる
これがフランス料理なのだろうけど
私的には生野菜のサラダとスープも欲しかった
楽しかった
ただ食堂車の従業員が少なくてサービスが行き届いておらず
食堂車ももう終わりなんだなと感じた
売上を考えれば従業員は増やせないのだと思う
食堂車の全盛期の1970~80は、コックさんも最低3人、接客係も5人くらいいたものだ。
翌朝は朝の定食が1600円と手頃なので満席順番待ち
私は八雲駅で8時ころ下車するので順番が来る前に下車する事となり
楽しみにしていた車窓を楽しみながらの食事は叶わなかった。
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